YUSUKE HANAI × WAREHOUSE ”BILLIKENMAN”

YUSUKEHANAI × WAREHOUSE
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BILLIKENMAN
T-shirts
昨年から展開している花井祐介さん描き下ろしのビリケン。
それはこのような経緯で実現しました。
「花井さん、ビリケンって、アメリカ生まれなんです」
全てはその言葉からでした。今や世界的なイラストレーターの花井祐介氏。多岐にわたるそのお仕事に共通してみえるのが、必ず自分で見て、触れたものを表現されること。
先日発表された、アメリカを象徴するブランド、ペンドルトン社とのコラボレーションも、開拓時代からあるCOWBOYのロデオ大会「ラウンドアップ」を自ら訪れて体験し、その歴史に触れてから作品作りを手掛けたそうです。
そんな花井さんだから、ウエアハウスがつくる衣料のストーリーにも、興味を持って聴いてくれます。
でも、今回の依頼には少し違和感があった様子でした。私が関西弁で話したことも脚を引っ張ったかもしれませんが・・・
やっぱりビリケンといえば、大阪の通天閣にいるあの印象をお持ちだったのです。
そこで慌てた私は「花井さん、ビリケンはアメリカ生まれなんです」と、思わず口にしたのでした。
アメリカ文化に深く触れている方なので、そこからのお話は盛り上がり、楽しい内容に・・・
このような経緯から、ウエアハウスがお願いしたテーマが「アメリカのビリケン」です。ビリケンを愛する我々が、一番見たかったのです。ハナイビリケンを・・・
1909年歌謡曲「BILLIKENMAN」が誕生。
1915年、ビリケンは立ちあがる。
1906年に起こったサンフランシスコ大地震からの復興、そしてパナマ運河の開通を記念して開催された1915年のパナマ・パシフィック万国博覧会。さらに1909年には、歌謡曲「BILLIKEN MAN(ビリケンマン)」が発表されました。この二つの史実は、ビリケンの歴史をたどるうえでも興味深いターニングポイントです。
それまで「幸運を招く神様」として座った姿で親しまれていたビリケンですが、万博会場で販売されたスタチュー(鋳像)には、まるで大きな河をまたぐように立ち上がった姿のビリケンが登場します。
座って人々に幸運をもたらす存在から、自ら立ち上がり、前へ進んでいく「BILLIKEN MAN」へ。
ウエアハウスでは、こうしたアメリカにおけるビリケンの歴史と背景に着目しました。
花井祐介さんには、この二つの史実をベースに、20世紀初頭のアメリカで人々に親しまれたラッキーアイコンとしての「BILLIKEN MAN」を、新たなイメージで描いてもらいました。
1915年のStanding Billikenを思わせる立ち姿、ビリケンを象徴する大きな足を前面に出した座り姿など、当時のビリケンが持っていた特徴を残しながら、花井氏ならではのユーモラスで温かみのあるタッチによって、「BILLIKENMAN」として新しい命が吹き込まれました。
20世紀初頭のアメリカで生まれ、人々に幸運をもたらすラッキーアイコンとして愛されたビリケン。やがて海を渡り、日本では大阪を象徴する存在として親しまれるようになりました。
しかし、その原点をたどれば、そこにあるのは100年以上前のアメリカンカルチャーです。
歴史をもう一度紐解き、花井祐介氏の感性とWAREHOUSEの視点によって現代へ。

そして100年以上の時を越え、いま再び「BILLIKENMAN」が立ちあがります。

花井 祐介 Yusuke Hanai (1978年生まれ)アーティスト
日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合したような独自のスタイルで描くシニカルな作風は国境を越えて多くの人達に支持され様々な国で作品を発表。
現在までにVANS,Gregory,BEAMS 等へのアートワークの提供など、国内外問わず活動の幅を広げている。http://hanaiyusuke.com