Keep’em as they are! Vacuum packing

*画像は過去に製造したイメージ画像です。
74年の歴史を誇るクラボウ安城工場の閉鎖にともない、ドゥニームの定番デニム生地の生産が終了することになりました。
クラボウの当時のレシピをもとに、1988年のドゥニーム創業時を徹底再現したデニムは、弊社が最終オーダーした原反で生産を終了いたします。
ドゥニームでは節目にあたる際、ジーンズを真空保存した「Vacuum packing」を販売しています。
「安城工場で作られる最後のデニム」を、関わってくださった全ての工員様の思いとともに残したいと考え、タイムカプセルのようにパックします。
1988年の創業時に作られたドゥニームのデニム。それから空白の時を経て再現が叶ったのは「安城工場」があってこのものでした。
「ホワイトオーク工場閉鎖」という、アメリカ製のデニムがひとつの区切りを迎えた時代を思うとき、このデニムを、記憶だけでなく2025年の佇まいのまま留めておきたいと思ったのです。
1951年より三四半世紀、ジャパンデニムの草分けとしてクラボウの中枢を担い、
紡績から製織の一貫工場としてあった安城工場。名実ともに日本の繊維産業を支えたクラボウ安城工場が、2025年6月をもって閉鎖するというニュースが発表された。

産経新聞 2025.3.26記事
クラボウ、安城工場閉鎖 紡績織布生産、海外に移管 燃料費上昇や設備老朽化でクラボウは25日、紡績・織布を扱う安城工場(愛知県安城市)を6月30日に閉鎖すると発表した。生産は今後、タイやインドネシアにある海外のグループ会社に移管する見通し。安城工場は紡績・織布の国内唯一の生産拠点。約170人の従業員の雇用は配置転換などで維持する方針だ。敷地内にある繊維事業の研究・開発センターは存続し、工場閉鎖後は高付加価値素材の開発拠点としての機能を強化する。
1951年より三四半世紀、ジャパンデニムの草分けとしてクラボウの中枢を担い、
紡績から製織の一貫工場としてあった安城工場。
名実ともに日本の繊維産業を支えたクラボウ安城工場が、
2025年6月をもって閉鎖するというニュースが発表された。
ドゥニームにとってそれは何を意味することになるのか。
それは1988年の創業時から、パートナーとして開発したジャパンプライド、
あの6番×6番デニムが作れなくなることを意味している。
デニム生産工場の廃止は、これまで米国での出来事として
「対岸の火事」と捉えられてきた。
1980年代以降、アメリカの生産背景は海外に拠点を移し、
アメリカで生まれた「Made in USA」のベーシックなプロダクトは、
その色を失った。
それから時が経ち、「自国のものづくりをもう一度」と息巻いても、
途切れたルートの再生は容易ではない。
いつか、この真空パックを開けるとき、
2025年のこの事実を思い出すのだろう。
そして確信するのだ。
まさにこの春が「メイドインジャパン」の
「終わりのはじまり」であったことを・・・